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こんにちは。心理学の元講師クラプです。
巷の恋愛本には「誠実をアピールしろ」みたいなことがよく書いてあるけど、これはやめたほうがいい。
女性に好みのタイプを聞くとたしかに「誠実な人がいい」ってよく返ってくるけど、はっきり言って「まじめ」や「誠実」はモテる要素ではない。
世間に目を向けてみればこれは疑いようがない事実だと思う。
本当に誠実がモテる要素なら、世の中の非モテのほとんどが誠実なのにモテてないことの説明がつかない。
【ぼくの目から見た恋愛市場】

日本人なんてほとんどの人が誠実なんだから、本当に誠実がモテるならモテ男だらけになってないとおかしいと思わない?
でもそんなことにはなってないし、むしろ誠実な人よりチャラい人のがモテてるよね。

「まじめで誠実な人がいい」は女子の幻想なのだ。
振り回されてはいけない。
ものごとは事実ベースで見極めなければ、いつまでも振り回されることになる。
「真面目で誠実な人が好き」はなぜウソなのか

女子がいう「まじめで誠実な人が好き」っていうのは、好きになった人がそうだったらいいなという理想を口にしているだけにすぎない。
好きになる過程の話がスッポリ抜けてるのよ。
つまり訳すとこうなる。
「誠実な人は好きにならないけど、好きになった人は誠実なほうがいい」
この最高に矛盾した幻想の言葉尻に踊らされ、多くの男性は「誠実な人がいいんだ」という勘違いを起こす。
そしてもれなく恐怖の「いい人止まり」というタグを貼られて恋愛市場から弾かれていくのだ。

誠実がモテるなんて綺麗事だ。
ここからはまじめな人には受け入れ難い常識はずれの恋愛術を語っていくので、見たくない方はそっとウィンドウを閉じることをおすすめするよ。
誠実を捨てるには?

ということで「誠実は非モテ要素なのでアピールすな!」というのがここまでの主張である。
ここからはこの非モテのもとである「誠実」をいかに捨てるかという話をしていくよ。
結論から言うとこの3つを実践するべし。
1、ウソをつけ
2、適当になれ
3、デートを同時並行せよ
1、ウソをつけ
ウソをつけ。
モテ男はなにが本当なのかよくわからないくらい普通にウソをつく。
たとえば相手が和菓子が好きって言ったら「オレも好きだわ」って言う。
全く思ってなくても「そのネイルめちゃかわいいね!スゲー似合うじゃん!」って言う。
はっきり言ってそれが嘘か本当かなんてどうだっていいのよね。
そんなジャッジに価値はない。
大事なのは相手が喜んでくれるかどうか。
感情を揺さぶれるかどうか。
嘘をついたほうが感情を揺さぶれるなら嘘をつくのだ。
(ただし既婚なのに未婚とかあとでバレたらやばそうな嘘はおすすめしないよ)
ぼくが好きなローラの言葉がある。
女性は耳で聞いたことに恋をするの。男性は目で見たものに恋をするの。
だからね、女性はメイクをして男性は嘘をつくんだよ。 byローラ
この言葉は真理を突いていて好き。
女性は耳で聞いたことに恋をする。
ならば嘘でもなんでもつけばいい。
嘘をついていいのかなんていういかにも誠実な人が好きそうな議論はどうでもいい。
恋愛において大事なのはいかにときめきを提供できるかであり、その出どころが嘘か本当かなんていうジャッジ自体が無価値なのだ。
現実に目を向ければ、誠実な男よりも嘘ばかりついているクズ男がモテている。
どんな綺麗事を並べたところでこれが事実。
市場は常に正しい。
ときめきを提供できるなら嘘もつけ。
2、適当になれ
適当になれ。
誠実な人は質問されるとまともに答えようとするけど、ぜんぜん適当でいいのよね。
仕事はなにしてるんですか?
すばらしい質問ですねぇ〜
w
まぁざっくり言うとあれかな、人間観察的な?
え?
たとえば◯◯さんの腕の振り方!それ45℃でしょ?
えw意識したことないですけどw
45℃の人は滅多なことでは怒らない人なんですよ
えーほんとですかー?
ほんとほんと
試してみようか
えっなにするの・・?
今のぜんぶウッソーw
ねぇウザいんですけどww
ほらねw笑って許してくれたw
適当のサジ加減は2人の関係性やそのときの雰囲気にもよるけど、真面目な会話ばっかりしなくてもぜんぜんいい。
というか真面目な会話ってぶっちゃけつまんないのよね。
仕事はなにしてるんですか?
ぼくは銀行員やってます。
そうなんですか。どこの銀行ですか?
◯◯銀行です。
◯◯さんは?
私は看護師やってます。
これももちろん悪くはないんだけど、どっちがモテるかって言ったら圧倒的に適当なほうがモテる。
誠実キャラはまじめがゆえに感情を揺さぶれないのよね。
退屈な人になりやすい。
感情が動くシーンが全くなく淡々と進んでいく映画を見ても記憶に残らないのと同じように、感情を揺さぶれない誠実キャラはなんとも思ってもらえない。
これは恋愛において一番の悪手である。
じゃぁどうすれば適当になれるのかというと、相手を振り回せばいい。
たとえばランチを予約してそのお店に向かう途中にゲーセンがあったらおもむろに立ち寄ってUFOキャッチャーをやりだす。
彼女は予約の時間が迫っていることを気にしている。
しかしそんなことはおかまいなしで「どれかほしいのある?」と聞く。
「でもお店の予約時間に間に合わなくなっちゃうよ」と彼女。
「いいじゃん別に。遅れたら電話しようぜ」とあなた。
別に予約の時間に遅れちゃいけないなんて法律はない。
まじめな彼女はもしかしたらあなたの行動に減点評価をするかもしれない。
それでも時間通りに着いて普通に食事をして帰るよりは確実に感情の波をつくることができるのだ。
感情を動かさなければ恋愛には絶対に発展しない。
3、複数人と同時にデートせよ
デートを同時並行せよ。
誠実な人は1人しか狙っちゃいけないみたいに思い込んでいることが多い。
でもそんなことはない。
むしろ一人の女を必死に追いかける誠実な男を女性はキモがる。
何度も言うけど、女性はそういう誠実な男にはときめかないのだ。
一人に絞るから必死感が滲み出てしまう。
だれとも付き合ってないんだからだれとデートしようが関係ない。
投資と同じようにリスクヘッジするのだ。
1つのものに全財産を突っ込むのではなく、いろいろな商品に分散する。
すると余裕が滲み出てくるので、それがモテ要素となる。
もしかしたら誠実な人はこの行為に罪悪感を感じるかもしれない。
それはおそらく「複数の女性に同時にアプローチするべきではない」というマイルールがあるから。
これはこれで正しいし否定するつもりもない。
しかし正しさは1つではないことも知っておいてほしい。
たとえば欧米ではデーティング期間といって、お付き合いするまでにデートを同時並行したりする。
複数の異性と体の関係を持つこともぜんぜんある。
いろんな人と関係を持ってみて、気に入った人を選ぶという方法がめずらしくないのだ。
これだって正しいし、むしろ合理的な気すらする。
なにが言いたいかというと、自分がどうなりたいのかに焦点を当てて、柔軟に考え方を選択するのもありじゃないかなと。
今までのやり方でうまくいかないならやり方を変えてみればいいのだ。
まとめ

まじめや誠実は絶望的にモテない。
なによりぼくがそれを痛いほど経験してきたし、だからこそ強く言いたい。
女子は誠実さにときめかない。
感情を揺さぶれない誠実な男は、時に嫌悪感を抱かれて残酷なほどに冷たく切り捨てられることすらある。
「誠実はモテる」なんて綺麗事の皮をかぶったウソであり、事実ではない。
女子は誠実な人がいいと口ではいいながら、正反対の行動をとるのだ。
こういうことを言うと必ず「そんなことない」とか「それは誠実以外の要素でマイナスがあるからモテないだけ」とか綺麗事いいたいマンがわいてくる。
しかしぼくはそんな綺麗事には興味がない。
もしもそれが本当ならヤリチンなんていう生き物は絶対に生まれないはずだし、世の中の大半の男はモテてなければおかしい。
正解を教えてくれるのはいつだって事実だけである。
ぼくたち誠実な男はこの事実から目を背けずに学ばなければならない。
卑屈にならず、綺麗事に振り回されず、目の前の事実だけを見てポジティブに前を向いて歩いていかなければならないのだ。
今回紹介した方法はいきなりはできないと思う。
誠実な人が一番苦手とするものだからね。
なのでまずは1つ、今回紹介したことを意識してみることから始めてほしいなと思う。
どんな人もなにかに挑戦するときは「こんなことすらできないなんて・・オレのバカ!」から始まる。
凹んで凹んで傷つきまくってボロボロになりながら人は成長していくのだ。
一番恥ずかしいのは、傷つくことを恐れて現状維持を選ぶこと。
これはカッコ悪いし、こういうマインドはそもそもモテない。
初めの一歩は怖いけど、ちょっとでもこの記事に共感できたなら誠実を抜け出す第一歩を踏み出してほしいなと思う。
ということで今回は以上!
またね。
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