この記事は2分で読めます
こんにちは。心理学の元講師クラプです。
今回はミラーリングを使って心を通わせ合う方法を紹介していくよ。
特に奥手な人にはめちゃくちゃ使いやすいようにまとめてみたのでぜひ参考にしてみてね。
ミラーリングとは?
鏡のように動きを似せること。
脳は自分と似たものに親近感を覚える性質があるため、ミラーのように動きを真似すると心がシンクロしていく。
ミラーリングは有名なスキルだけど、使ってる人ってたぶんほとんどいないんじゃないかなと思う。
ぶっちゃけ使いづらいからね。
こんなの意識してたら会話に集中できないし、そもそもバレるリスクも大きい。
これほどバレたら気持ち悪いものもない(笑
だからこのサイトではミラーリングって今まで紹介したことなかったのよね。
でも気が変わった。この動画を見て。
この動画ではミラーリングで心をシンクロさせて人を寝かせてしまうんだけど、さすがにここまでのことができるとはぼくも知らなんだ。
簡単に動画の解説。
1:14 まずは黒帽子がターゲットにミラーリングを仕掛けていき、心を通わせ合う
1:28 すると次にターゲットのほうから黒帽子の動きを真似しだす
これはクロスミラーリングといって、心が繋がってる人とは動きを同調させようとする無意識の心理が働くので、今度は相手が動きを真似してくる。
つまりミラーリングが効いてるかどうかを確認している。
1:48 ターゲットが真似してきたことで確実に効いてることが確認できたので、次は黒帽子から眠そうな仕草をする
2:04 するとターゲットは無意識に黒帽子に同調して寝てしまう
〜これ以降は別の暗示〜
ここまでのことはできなくても、心を同調させることは普通の人でもぜんぜん可能。
っていうかこれ、実はみんな無意識ですでに使ってるのよね。
仲のいい人を見てるとよくわかるけど、たとえばあくびがうつったり、2人で全く同じ姿勢で話してたり。
仲のいい人ってすごく動きが似る。
相手に同調しよう、波長を合わせようという意識がそうさせるのだ。
つまりそうすることで心が通い合うことを実はぼくたちはすでに知っている。
だからそれを意識的にやれば「この人といるとなんか落ち着くなぁ」「この人とは波長が合うなぁ」という状態をつくることができるのだ。
ただやっぱり欠点があって、ミラーリングは意識的に使うとバレやすい。
なので今回は、絶対にバレない効果的なミラーリングの使い方を紹介していくよ。
ちなみに動画内の黒帽子の人は、メンタリストの第一人者、ダレン・ブラウン氏。
メンタリストDaiGoさんがメンタリストを目指すきっかけになった人。
目次
絶対にバレないようにミラーリングをする3つの方法

ここから紹介する方法は絶対にバレない。
もしこの方法でバレたら、相手はミラーリングを察知する特殊能力を持っているか、四六時中ミラーリングのことを考えている変態だと思う。
1、絶対に同じ動きになることをやる
絶対に同じ動きになることをやれば、ミラーリングはセットになってついてくる。
ミラーリングがセットでついてくる行動
・乾杯
・ハイタッチ
・カラオケでデュエット
これらはその行動をした時点で勝手にミラーリングが発動してるのよね。
カフェでもジョークで「かんぱーいw」とかするとミラーリング効果を上乗せできる。
ミラーリングって実は一緒に行動してるだけでもかなり勝手に発動してて、たとえば2人で歩いてるだけでも一応はミラーリングだったりする。
なのでまずは「なるべくたくさん会う」っていうのがミラーリングの基本。
その上で同じ動きになることを意識してみると、ミラーリングの効果がどんどん上乗せされて心がシンクロしていく。
2、話しかける前にミラーリングする
ミラーリングするぞ!と思ったときに最初に思いつくのは、やっぱり会話中に相手の動きを真似しようとするやつだと思う。
でもこれは気付かれる可能性があるし会話にも集中できないのでぼくはおすすめしたくない。
じゃぁいつやるのがいいかというと、話しかける前。
相手の視界にギリギリ入る位置でさりげなくミラーリングしてから話しかける。
「でもそれって効果あるの?」って感じだけど、ミラーリングはそもそも気付かれてはいけないので、逆にこういうやり方じゃないと効果がでない。
動画でも相手に気付かれないように少し離れた位置でミラーリングしてたと思う。
話しかける前にこれをやっておくと、潜在的に心がつながった状態から会話をスタートできるので、グッと話しやすくなるのだ。
3、意識が自分から外れたときにミラーリングする
たとえ一緒にいるときでも、あなたから意識が外れていれば気付かれずにミラーリングをすることができる。
たとえば相手が、
・映画に集中しているとき
・ショッピングで商品に集中してるとき
・自分以外のだれかと話しているとき
一緒に行動してるときに意識的に動きをマネするとしたら、こういう瞬間しかない。
「ちょっと慎重すぎじゃね?」って思うかもだけど、違和感を感じ取られたときのキモさを考えればこれくらいでちょうどいい。
【まとめ】ミラーリングはただマネすればいいわけではない

大事なことなので何回も言うけど、ミラーリングの効果は潜在意識に刷り込まれるので気付かれた瞬間に効果がなくなる。
「ウザい」「こざかしい」という顕在意識に邪魔されて弾かれてしまうのだ。
潜在意識に働きかけるには、顕在意識をスルーする必要がある。
だから絶対に気付かれてはいけない。
ミラーリングはただ動きをマネすればいいと思ってる人が多いんだけど、気付かれない工夫は絶対に必要よ。
逆に正しい使い方をすれば、これほど恐ろしいスキルもないと思う。
動画のように一回も話したことがないのに知らぬ間に心が通じ合ってしまうんだからね。
今回紹介した方法は、ぼくが日頃から実践してるやり方。
これでバレたことは一度もないけど、正直なところ効果を体感できたことはない。
動画のように寝かせたりするわけじゃないし、ミラーリングをしたときとしてないときの比較もできないからこれはもうしょうがないと思ってる。
ボディタッチとかペーシングとかもそうだけど、潜在意識に刷り込む系はその効果が体感できないのよね。
でもミラーリングの効果はしっかり立証されてるので大丈夫。
確実に好感度を上げることができるのでぜひ試してみてね。
ということで今回は以上!
またね。